文献
J-GLOBAL ID:201202292699880661   整理番号:12A0255920

マイナス25%の見直しは,温暖化の根本認識のからあらためよ

著者 (1件):
資料名:
号: 686  ページ: 94-97  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: G0900A  ISSN: 0388-5267  CODEN: ENEFE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昨年のCOP17は重要な区切りとなった。京都議定書の肯定と否定の二分法が否定された今,大幅に頭を切り替えて温暖化対策に望んでいかねばならない。地球温暖化問題は,大規模な排出削減をするしかなく,かつそれさえすれば済むという単純な問題ではない。排出削減の成否についても,科学的知見にも大きな不確実性がある。温暖化問題は,不確実性のリスク管理の問題であるため,温暖化が起きる時の対処としての適応の仕方や,地球を冷やす気候工学技術が重要になる。地球温暖化の国際的な枠組みは,今後,適応・気候工学を含有したものに広がることは必須である。そして,これは排出削減の目標をより現実なものにする契機になるであろう。日本としては,まず今後10年間は,省エネ法に基づくエネルギー管理と自主的目標を継続することで一定のCO2抑制を行うことが適切であろう。長期的には,原子力の再興に加え,もしもCCSや低コストな再生可能エネルギーが利用できるのであれば,そちらに繋いでいくことで,長期的な排出削減へと繋ぐ,という絵姿が適切であろう。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題 
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る