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J-GLOBAL ID:201202292757859546   整理番号:12A1093571

Heck型反応におけるPdII/PdIV触媒サイクルの存在に有利な証拠の提供

Providing Support in Favor of the Existence of a PdII/PdIV Catalytic Cycle in a Heck-Type Reaction
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号: 25  ページ: 7780-7786  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Pd(O,N,C-L)ClO4錯体(L=2,6-ジアセチルピリジン由来のモノアニオンピンサー配位子)を触媒前駆体として2-ヨウド安息香酸とアクリル酸メチルとのHeck反応をアセトニトリル中で行い,定量的に2-カルボキシケイ皮酸メチルを得た。中間体としてPdIIピンサー錯体を1H-NMRにより検出した。この触媒前駆体は反応進行とともに減少し,Pd(O,N,C-MeCN)が出現した。この錯体も触媒前駆体として作用した。これらとPd(O,N,C-L)(OAc)を触媒前駆体として反応の時間経過を追い,これらの平衡関係を調べた。これらの中ではPd(O,N,C-MeCN)ClO4の活性が最も高かった。水銀を用いたHeck反応の停止実験から,ゼロ価パラジウムナノ粒子,可溶性パラジウムクラスターおよび配位子を持つゼロ価パラジウムの関与は否定された。Pd(O,N,C-L)ClO4と2-ヨウド安息香酸の混合液からESI(+)-MSによりPdIV-Pd(O,N,C-L)(CO-C6H4CO2-2)I}+H+を検出した。これらの結果をもとにPdII/PdIV触媒サイクルによる反応機構を提出した。
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貴金属触媒 
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