ニューロンにおけるスフィンゴミエリンシンターゼアイソフォームの差異的局在はスフィンゴミエリンクラスター形成を調節する

KIDANI Yujiro; OHSHIMA Ken-ichi; SAKAI Hideyuki; KOHNO Takao; BABA Atsushi; HATTORI Mitsuharu

文献

J-GLOBAL ID：201202292764572848 整理番号：12A0170619

ニューロンにおけるスフィンゴミエリンシンターゼアイソフォームの差異的局在はスフィンゴミエリンクラスター形成を調節する

Differential localization of sphingomyelin synthase isoforms in neurons regulates sphingomyelin cluster formation

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資料名：
巻： 417 号： 3 ページ： 1014-1017 発行年： 2012年01月20日
JST資料番号： B0118A ISSN： 0006-291X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

スフィンゴミエリン(SM)は形質膜の構造と機能の調節において重要な役割を果たすが,SMの細胞内局在がどのようにニューロン細胞で調節されるかについては理解されていない。ここで我々はSMシンターゼ(SMS)の2つのアイソフォームがニューロンサブタイプで差異的に発現し,SMS2タンパク質のみ海馬ニューロンの神経突起に局在することを示す。加えて,ニューロンは対照条件下でそのようなクラスターを殆ど含まないものの,SMSタンパク質は専らそれらの近傍でライセニン結合SMクラスターを誘導する。これらの発見はニューロンにおけるSM代謝についての3つの重要な概念を示す。第1に,SMSの活性がSMクラスター形成の律速段階である。第2に,SM含量またはクラスタリングはSMS活性により調整されうる。第3に,SMS1およびSMS2は局所的SMクラスタリングの調節において別個の役割を果たす。特に,SMS1ではなく,SMS2が,長い神経突起とその先端である成長円錐におけるSM合成に重要である主要な酵素らしい。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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中枢神経系 , 酵素一般

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