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J-GLOBAL ID:201202292797770300   整理番号:12A1554028

腸炎は細菌叢の癌誘発活性を標的とする

Intestinal Inflammation Targets Cancer-Inducing Activity of the Microbiota
著者 (18件):
資料名:
巻: 338  号: 6103  ページ: 120-123  発行年: 2012年10月05日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,大腸炎関連結腸直腸癌(CRC)の進展に影響を及ぼす炎症の標的として腸内細菌叢を特定した。ハイスループットシーケンシングの結果,大腸炎感受性インターロイキン10欠乏(IL10-/-)マウスにおいて,炎症により腸内細菌叢組成が改変されることが明らかになった。共生大腸菌NC101との単一コロニー形成により,アゾキシメタン(AOM)で治療を行ったIl10-/-マウスにおいて浸潤癌が促進された。大腸菌NC101からポリケタイド合成酵素(pks)遺伝毒性箇所を欠失させたところ,AOM/IL10-/-マウスにおいて,腸炎には変化がなく,腫瘍の多様性及び浸潤が減少した。粘膜関連pks+大腸菌が,有意に高い割合の炎症性腸疾患及びCRC患者に認められた。マウスでは,細菌叢組成の改変及び遺伝毒性をもつ微生物の増殖誘発により,大腸炎が腫瘍発生を促進し得ることが示唆される。
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  基礎腫よう学一般 
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