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J-GLOBAL ID：201202292825065278   整理番号：12A0764200

二塩化マグネシウム重合触媒担体における置換欠陥のモデリング

Modeling of Substitutional Defects in Magnesium Dichloride Polymerization Catalyst Support

著者 (6件)： BAZHENOV Andrey (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  LINNOLAHTI Mikko (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  KARTTUNEN Antti J. (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  PAKKANEN Tapani A. (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  DENIFL Peter (Borealis Polymers Oy, Porvoo, FIN) ,  LEINONEN Timo (Borealis Polymers Oy, Porvoo, FIN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 14  ページ： 7957-7961  発行年： 2012年04月12日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重合触媒担体中で置換欠陥を含むMgCl₂-ドナー系の周期的量子化学処理に対する方法とモデルを比較した。MgCl₂の構造の記述とドナー結合特性に関して,三つのGauss型基底関数系(TZVP,SVP,Barra/6-31G(d))と組合せた二つのハイブリッド密度汎関数法(B3LYP,PBE0)を比較した。塩素の臭素置換により,MgCl₂中の化学置換欠陥をモデル化した。モデル電子ドナーとしてメタノールを用いた。メタノール存在および不在下で,表面厚みと臭素組込み率の関数として(104)および(110)表面性状を調べた。PBE0はMgCl₂結晶構造を再現し,実験と良く一致した。ドナー結合特性を評価するためには三重ζ品質基底関数系が必要であった。欠陥の影響は結晶格子中における位置に依存し,結晶格子の不安定化はドナー結合エネルギーを増大した。配位的に不飽和エッジでの置換は一般的に結晶を安定化し,ドナー結合エネルギーを低下した。配位的に飽和したバルクでの置換は一般に結晶を不安定化し,ドナー結合エネルギーを増大した。影響は(110)上より(104)上で大きかった。

シソーラス用語： *表面性状 ,  *塩化マグネシウム ,  表面構造 ,  *格子欠陥 ,  重合触媒 ,  臭素 ,  塩素 ,  *置換 ,  Ziegler-Natta触媒 ,  触媒担体 ,  密度汎関数法 ,  結晶面 ,  ドナー ,  結晶構造 ,  結合エネルギー ,  基底関数系 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： B3LYP ,  電子ドナー

分類 (3件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  有機化合物の格子欠陥  (BK12060M) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 塩化マグネシウム ,  重合 ,  触媒担体 ,  置換 ,  欠陥 ,  モデリング