文献

J-GLOBAL ID：201202292868756827   整理番号：12A1159454

インクジェット印刷紙の色素固定材料としての多孔質χ-Al₂O₃フレーク粉末

Porous χ-Al₂O₃ Flake Powder as Dye-Fixing Materials for Inkjet Printing Paper

著者 (5件)： YU Pei-Ching (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  CHEN Chih-I (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  YANG Rung-Je (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  YEN Fu-Su (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  YEN Shih-Tsung Max (Indiana Univ.-Purdue Univ. Fort Wayne, Fort Wayne)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 95  号： 7  ページ： 2124-2126  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 優れたインクジェット印刷品質にはインクの液相を吸着する多孔質構造と染料を固定するカチオンサイトを持つコーティング層が重要である。写真インクジェット紙用コーティングとして,多孔質χ-Al₂O₃フレーク粉末について検討した。ギブサイトを700°Cでか焼してχ-Al₂O₃を得た。χ-Al₂O₃は比表面積が130~150m²/g,細孔容積が0.415cm³/gで,正の表面電荷を持つ。印刷した写真を水に漬けて水堅牢性を調べた結果,Al₂O₃量が多い程水堅牢性は向上した。フレークアルミナ粉末の隙間と気孔とカチオン表面はインクの液相吸着とコーティング表面の色素固定を促進した。

シソーラス用語： *インクジェット印刷 ,  *染料 ,  *固定 ,  *被覆層 ,  *多孔質体 ,  *χ相 ,  アルミナ ,  ギブサイト ,  か焼 ,  比表面積 ,  体積 ,  細孔 ,  表面電荷 ,  カチオン ,  ロバスト性 ,  *フレーク ,  *写真用紙
準シソーラス用語： コーティング層 ,  堅牢性 ,  細孔容積 ,  *多孔質アルミナ ,  多孔質構造

分類 (3件)： 紙料とその調製  (YL03010L) ,  印刷技術一般  (ZA05010T) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： インクジェット印刷 ,  色素 ,  固定材料 ,  多孔質 ,  Al2O3 ,  フレーク ,  粉末