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J-GLOBAL ID:201202292894090063   整理番号:12A0424096

IL-33は好中球エラスターゼとカテプシンGによって成熟生物活性型に加工される

IL-33 is processed into mature bioactive forms by neutrophil elastase and cathepsin G
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巻: 109  号:ページ: 1673-1678  発行年: 2012年01月31日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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喘息などに関与するIL-33の生物活性は,IL-1βやIL-18とは異なり,カスパーゼ-1による切断非依存性である。本研究では,IL-33の活性が炎症時に放出されるプロテアーゼにより制御される可能性を見いだした。好中球のセリンプロテアーゼであるカテプシンGとエラスターゼは完全長であるヒトIL-331~270を切断して,成熟型のIL-3395~270とIL-3399~270とIL-33109~270を形成させた。これらの成熟型はin vivoで活性を有し,完全長IL-33よりも10倍高活性だった。マウスIL-33もカテプシンGとエラスターゼにより切断され,これらは急性肺障害のin vivoモデルの気管支肺胞洗浄液中で検出できた。高活性成熟型の生成により,炎症性微小環境での疾患悪化が発生する可能性を示す。
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