抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マグネシウム(Mg)の2011年の市場動向と2012年の展望について記した。初めに,2011年の需給について取り上げ,まず国内の動向を示した。供給は東日本大震災,タイの洪水および世界的経済不振の影響を受けるも地金輸出に支えられて3.3%の伸びを達成した。需要の方も1.1%であるが伸びを示した。次に,海外の動向について記し,供給は2.0%の伸びで最大の生産国である中国においても2.4%の伸びを示し,世界における占有率は81.2%に達した。世界全体の供給量は825000tである。需要はダイカストが最大で,製鋼用,金属製錬用と続く。上記とは別に,中国の動向について別項で示し,2011年の特徴としてこれまで同国内の10大企業が寡占的に生産していたが,同年には50%を割り,生産企業の分散が図られたことを示した。