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J-GLOBAL ID：201202292971693442   整理番号：12A1368705

基礎から学ぶ精密微細金型加工と周辺技術〈第10回〉微細テクスチャーのデジタル設計と微細切削

著者 (1件)： 稲田明弘 (稲田技術士事務所)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 27  号： 10  ページ： 086-089  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プラスチック成形品の表面に形成することの多い梨地面の標準的デジタルパターンは,ランダムノイズを平面上に形成させ,グレースケール化して作成できる。作成した梨地状テクスチャーの島のサイズの変更は,標準パターンから一部分を切り取り,その部分のピクセルの拡大または縮小処理で可能である。2次元グレースケール画像の諧調値を梨地の島の高さに対応させることで,3次元の梨地状テクスチャーに変換できる。3次元形状データを,微細な三角形の分割面の集合体として表現することで,STLデータが作成でき,多くのCAMソフトで読み込める。傾斜角を変更したパターン成形品の場合,成形金型の抜き方向側の梨地傾斜角を緩やかにした成形品の離型力が,標準の梨地パターンの成形品の離型力に比べ15%低減した。梨地状テクスチャーの凹凸高さと傾斜方向の形状パラメータを任意に設計した表面テクスチャーにより,射出成形の溶融樹脂流れが制御できることを超高速VTR観察で確認した。

シソーラス用語： *金型 ,  製品 ,  *表面加工 ,  射出成形 ,  *表面構造 ,  設計 ,  傾斜角 ,  切削 ,  設計データ ,  リソグラフィー ,  画像 ,  テクスチャ処理 ,  *エンドミル加工 ,  微細加工
準シソーラス用語： *STL切削 ,  グレイスケールリソグラフィー ,  *ディジタル設計 ,  テクスチャ処理画像 ,  *プラスチック成形用金型 ,  プラスチック製品 ,  *ボールエンドミル加工 ,  射出成形金型 ,  *超微細切削 ,  *表面テクスチャー ,  梨地加工

分類 (2件)： フライス加工  (QC02030R) ,  射出成形  (YH04050Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 基礎 ,  微細金型 ,  周辺技術 ,  微細 ,  デジタル ,  設計 ,  切削