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J-GLOBAL ID:201202293147811750   整理番号:12A0189875

事前混合した注入可能なウォッシュアウト耐性を有するポリ乳酸(PLA)修飾カルシウム不足アパタイトバイオセメント(cd-AB)

Premixed, injectable PLA-modified calcium deficient apatite biocement (cd-AB) with washout resistance
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 113-120  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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混合液体として非水溶液を用いることにより,カルシウム不足アパタイトバイオセメント(cd-AB)のウォッシュアウト耐性が,液体相として水を用いた汎用的方法でのウォッシュアウト耐性より有意に改善された。本研究では事前混合した注入可能なcd-ABを合成し,これらのcd-ABが注射器内で安定である長所を有し,固化するのはカルシウム不足部分に運ばれた後のみであることを示した。Ca/P比が1.5のcd-AB粉末はリン酸四カルシウム(TTCP)とリン酸二カルシウム無水物(DCPA)の混合物からなる。ポリ乳酸のN-メチル-2-ピロリドン(NMP)溶液を事前混合cd-ABの液体相として用いた。水溶液環境中に注入した事前混合cd-ABペーストは優れたウォッシュアウト耐性を示した。事前混合cd-BAは汎用的cd-ABより長い硬化時間と低い圧縮強度を有することが分かった。事前混合cd-ABの水和生成物はカルシウム不足ヒドロキシアパタイト(cd-HA)とPLAの混合物であった。in vitroでのTris-HCl含浸試験から,事前混合cd-ABは分解することを示した。この結果は事前混合cd-ABが細胞適合的で,in vitroでのMG-63骨芽細胞様細胞の付着と増殖に対する不利な効果は示さなかった。事前混合,注入可能PLA修飾cd-ABのもっとも明白な特長は優れたウォッシュアウト耐性を有し,in vitro分解性を示すことで,骨修復のための有望な候補であることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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医用素材  ,  塩  ,  高分子と低分子との反応 

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