抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年に,三菱地所(株)が取り組んだ一般ビルを対象とした節電施策に関する取組みについて説明した。東日本大震災の後,2011年6月に経済産業省が発令した通知は大口電気需給契約者に-15%の節電を義務づけるものであったが,当社はすでに省エネに取り組んでおり-15%の節電にはさらに踏み込んだ対策が必要であった。本稿では,専用室内での節電要請や輪番休業,時差勤務対応といったテナントとの協業,節電メニュー,使用電力の見える化などを紹介した。当社ビルの節電実績は,上限値を超過したビルはなく,おおむね-20%であった。効果のあった節電メニューは「照明・空調に関する取組み」で,効果の低いメニューは「ジェットタオル・給湯・昇降機の停止対応」であった。