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J-GLOBAL ID：201202293300969296   整理番号：12A1093569

水中でピラゾールベースルテニウム(IV)錯体によって触媒されたアリル型アルコールの高効率レドックス異性化:水中での二元機能触媒作用のメカニズム

Highly Efficient Redox Isomerisation of Allylic Alcohols Catalysed by Pyrazole-Based Ruthenium(IV) Complexes in Water: Mechanisms of Bifunctional Catalysis in Water

著者 (7件)： BELLAROSA Luca (Univ. Autonoma de Bercelona, Barcelona, ESP) ,  DIEZ Josefina (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  GIMENO Jose (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  LLEDOS Agusti (Univ. Autonoma de Bercelona, Barcelona, ESP) ,  SUAREZ Francisco J. (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  UJAQUE Gregori (Univ. Autonoma de Bercelona, Barcelona, ESP) ,  VICENT Cristian (Univ. Jaume I, Castello, ESP)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 25  ページ： 7749-7765  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二元機能触媒作用によってアシストされた水中でのアリル型アルコールの異性化のための新しい高効率の方法論を報告した。ビス(アリル)-ルテニウム(IV)ダイマー[{Ru(η³:η³-C₁₀H₁₆)(μ-Cl)Cl}₂](1;C₁₀H₁₆=2,7-ジメチルオクタ-2,6-ジエン-1,8-ジイル)に対して見いだされた触媒活性とは対照的に,ピラゾールベース配位子を含んだ新しい水溶性ルテニウム(IV)二元機能触媒は,35°Cおよび塩基の不在下でプロセスが行われることを可能にした。アクア錯体が関与した推定二元機能触媒種を含んだ競争経路における密度汎関数理論(DFT)研究を行った。塩基の不在下でのアリル型アルコールのカルボニル誘導体への異性化に対して,新しい外圏メカニズムを提案し,金属-配位子二元機能触媒系中での溶媒和の影響に関するいくつかの概念がこのメカニズム研究から得られた。

シソーラス用語： *ルテニウム触媒 ,  *触媒活性 ,  *ルテニウム錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  アルキルベンゼン ,  クロロ錯体 ,  アクア錯体 ,  *不飽和アルコール ,  *アリル化合物 ,  *異性化 ,  配位子効果 ,  置換基効果 ,  互変異性 ,  反応機構 ,  水溶液 ,  密度汎関数法 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  接触酸化 ,  接触還元 ,  単環モノテルペン ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族炭化水素

分類 (4件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  転位反応,異性化  (CF02070E) ,  分子の幾何学的構造一般  (BH05021S)

物質索引 (10件)： 1-オクテン-3-オール ,  3,5-ジメチル-1H-ピラゾール ,  3-メチル-1H-ピラゾール ,  p-シメン ,  インダゾール ,  オクタン-3-オン ,  ピラゾール ,  ベンゼン ,  3-メトキシ-5-フェニル-1H-ピラゾール ,  2-(1H-ピラゾール-3-イル)フェノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 水中 ,  錯体 ,  触媒 ,  アリル型アルコール ,  高効率 ,  レドックス ,  異性化 ,  メカニズム