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J-GLOBAL ID:201202293372819612   整理番号:12A1079564

裸の[Ni(H)(OH)]によるメタンの気相熱活性化の興味深い機構に対する計算研究

A computational study on the intriguing mechanisms of the gas-phase thermal activation of methane by bare [Ni(H)(OH)]
著者 (10件):
資料名:
巻: 14  号: 26  ページ: 9306-9310  発行年: 2012年07月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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B3LYPまたはM06汎関数とのハイブリッド密度汎関数理論を用いて,裸の[Ni(H)(OH)]+錯体によるメタンの熱活性化の反応機構を計算的に研究した。その結果,メタンの熱活性化が関与する三つの反応経路を特定することができた。これらにより配位子が誘起する4[Ni(H)(OH)]+/CH44[Ni(CH3)(OH)]++H2に先立つ,ニッケルヒドリド配位子の流入メタン配位子の水素との水素交換を説明することができた。更に,効率的な四重項/二重項スピン反転は,熱反応を減少させた。これは[Ni(H)(OH)]+/CH4のポピュレーションを,反応性四重項表面から,不活性な2[Ni(H2O)]+/CH4を生成する熱化学的に安定な二重項表面に移行させた。配位子交換Ni(H)→Ni(CH3)反応/流入するメタンとニッケル錯体のハイブリッド配位子間のH/Dスクランブリング/OH配位子の傍観者的挙動/イオン-分子反応の衝突速度に対して6%の穏やかな反応効率は,理論と良好に一致した。
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分類 (2件):
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反応速度論・触媒一般  ,  物理化学一般その他 
物質索引 (1件):
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