抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エアバスA350 XWBは機体の50%以上に複合材料を使用している。炭素繊維強化プラスチックで機体を作ることにより燃料消費が少なくなると同時に保全も容易になる。地上試験用の機体が完成間近であり,飛行試験用もまもなく翼を結合する工程に入る。翼を作る工程では繊維配置にロボットを導入している。主翼後縁の組立には専用のワークステーションを使って複雑な作業を制御する。Trent XWBエンジンの推力ストラットの製造では,高温ニッケル合金や全溶接チタンハニカムなどの加工にケミカルミーリングなどの加工法を採用して精度を高めている。