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J-GLOBAL ID:201202293827382005   整理番号:12A1236981

バルト海における生態系品質指標と生物地球化学フラックスに対する気候変動の影響:マルチモデルアンサンブルを用いた研究

Impact of Climate Change on Ecological Quality Indicators and Biogeochemical Fluxes in the Baltic Sea: A Multi-Model Ensemble Study
著者 (13件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 558-573  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: E0782A  ISSN: 0044-7447  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スウェーデン (SWE)  言語: 英語 (EN)
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三組の物理・生物地球化学モデルを用い,マルチモデルアンサンブルのシミュレーションを行い,バルト海に関する物質循環における栄養負荷の変化と将来的な気候変動の複合的な影響を算出した。1961年~2099年の気候予測は,ヘルシンキ議定書(HELCOM)・バルト海行動計画(BSAP)に基づき,悲観的なBusiness as usualのケースから楽観的なケースに至るまでの4つの栄養負荷のシナリオと組み合わせられ予測された。分析の結果,冬季の栄養状況,夏期の海底の酸素状況,年間平均植物プランクトン濃度,年間平均セッキ深度(水の透明度)といった生態学的な指標によって特徴付けられる水質は,将来的な気候変動の下で,現状に比べて悪化するとの結果が得られた。また,バルト海行動計画によって要求されている通りに栄養負荷が減少した場合には,水質はわずかに改善されるとの結果が得られた。生物地球化学フラックスの分析を受け,温暖な貧酸素水塊においては,内部フィードバックが補強されねばならない。堆積物からのリンのフラックスの増加,脱硝効果の減少と窒素固定の増加は,栄養負荷を低下させようとする戦略を部分的に妨害している。Copyright 2012 Royal Swedish Academy of Sciences Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球化学一般  ,  環境問題  ,  海洋汚濁 

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