抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低電圧回路ブレーカでの中性銅や銀蒸気の密度が吸収線の近傍で異常な分散の効果を生かすフック法を使用して測定された。アーク放電の間,大部分の金属蒸気はイオン化あるいは励起された状態にあり,それゆえ,測定された中性密度値は全金属蒸気密度値に達しない。フック法によるイオン化されたCuとAgの密度の即時の測定は適当な吸収線の不足によって妨げられる。代わりに,この瞬間で大部分のイオン化種が再結合したが,適切な量がまだ壁に拡散されていないと仮定して,CuとAgの密度がアークの強制消滅の後100μsで測定された。この仮定はそのようにして得られた密度値を正確に試験しなかったので,強制電流がゼロになる前にすぐにアーク内側の密度をより低く制限すると考えなければならない。密度値は,アークが銀接触で支えられているとき,そして逆にアークランナーとの交換が達成されたとき銀蒸気が銅を支配するアーク挙動を反映する。フック法は定電圧回路ブレーカーのスイッチングアークの高い金属蒸気密度を測定する適切なツールであることが見出された。