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J-GLOBAL ID：201202293958070505   整理番号：12A0687038

「金属チタン樹枝状結晶」の重要科学技術史資料(未来技術遺産)への登録

Registration of Metallic Titanium Dendrite to Essential Historical Materials for Science and Technology

著者 (1件)： 新家光雄 (東北大 金属材料研)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 60  号： 2  ページ： 103-105  発行年： 2012年04月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北大学金属材料研究所(金研)は日本で最も古くにチタンの直接還元の研究を行った。1959年に,竹内らは四塩化チタン(TiCl₄)とマグネシウム(Mg)を用いた気相反応還元法により金属チタン(純チタン)を製造した。この「金属チタン樹枝状結晶」は金研本多記念館の資料展示室に展示されているが,この度国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録された。金属チタンの製造に関する歴史と技術について述べ,「金属チタン樹枝状結晶」の全景写真と拡大写真を示した。また重要科学技術史資料の選定基準や金研本多記念館などについて紹介した。

シソーラス用語： *チタン ,  純金属 ,  技術史 ,  塩化チタン ,  マグネシウム ,  非鉄製錬 ,  気相反応 ,  *樹枝状結晶 ,  登録 ,  *資料
準シソーラス用語： 還元反応 ,  国立科学博物館

分類 (2件)： 非鉄金属・合金製造一般  (WD02010E) ,  金属工学一般  (WA01010O)

引用文献 (6件)：

• 1) 鐙屋 匡:東北大学金属材料研究所におけるチタン研究の歴史, チタン, 56(2008)2, pp.124-126.
• 2) 伊藤喜昌:チタン製造技術の系統化, 国立博物館技術の系統化調査報告第13集, 国立科学博物館産業技術史資料情報センター, (2009), pp.213-263.
• 3) 竹内 栄, 黒沢利夫, 手塚光雄:日本金属学会誌, 23(1959), pp.625-629.
• 4) 国立科学博物館ホームページ: http://www.kahaku.go.jp
• 5) 産業技術資料陦報センターホームページ: http//sts.kahaku.go.jp

タイトルに関連する用語 (5件)： チタン ,  樹枝状結晶 ,  科学技術史 ,  資料 ,  未来技術