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J-GLOBAL ID：201202294182207714   整理番号：12A1450770

アルミニウムにおける合金元素の濃縮 走査Kelvinプローブ研究

Enrichment of Alloying Elements in Aluminum: A Scanning Kelvin Probe Approach

著者 (5件)： GARCIA-VERGARA S. J. (Universidad Industrial de Santander, Bucaramanga, COL) ,  SKELDON P. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  THOMPSON G. E. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  WILLIAMS G. (Swansea Univ., Swansea, GBR) ,  MCMURRAY H. N. (Swansea Univ., Swansea, GBR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 9  ページ： C428-C433  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,走査Kelvin プローブ法を適用して,表面処理したアルミニウム合金の湿潤空気環境中での腐食挙動に及ぼす濃縮合金層の効果を調べた。調べた材料はスパッタリングによって蒸着したAl-0.7at.%CuおよびAl-1.0at.%Au合金で,それらを水酸化ナトリウム溶液中でエッチングして,合金/アルミナ膜界面に濃縮合金層を形成した。Volta電位測定を相対湿度96%,298Kにおいて行った。腐食電位(E_corr)値はVolta電位との直線的関係を使用して計算した。E_corr値は合金中での合金元素の濃縮とともに,より貴の値に変化した。合金の濃縮を伴ったアルミニウム合金に関するE_corr値の空間分布によって,表面を横切る均一層が示唆された。アルミニウム-金合金の場合には強いコントラストが観測され,高い貴金属性のためと考えられた。それらの発見によって,アルミニウム合金の電気化学的挙動において濃縮された合金層が演じる重要な役割が支持された。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *銅含有合金 ,  *金含有合金 ,  *合金元素 ,  濃縮 ,  *顕微鏡観察 ,  表面処理 ,  走査型プローブ顕微鏡 ,  湿り空気 ,  *挙動 ,  *腐食機構 ,  合金層 ,  濃度依存性 ,  スパッタ蒸着 ,  水酸化ナトリウム ,  溶液 ,  エッチング ,  アルミナ ,  酸化膜 ,  界面 ,  電気測定 ,  相対湿度 ,  腐食電位 ,  線形性 ,  電位分布 ,  空間分布 ,  コントラスト ,  金属性 ,  電気化学的挙動 ,  時間依存性 ,  均一性
準シソーラス用語： *Kelvinプローブ力顕微鏡法 ,  Volta電位 ,  貴金属性 ,  電位測定 ,  *腐食挙動

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  腐食  (WB03030B) ,  固-固界面  (CB12060M)

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム ,  合金元素 ,  濃縮 ,  走査 ,  Kelvinプローブ ,  研究