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J-GLOBAL ID:201202294203427019   整理番号:12A1079332

オオムギ新鮮若葉に見られる抗酸化活性の可能性を有するフラボノイド類

Flavonoids with Potent Antioxidant Activity Found in Young Green Barley Leaves
著者 (2件):
資料名:
巻: 60  号: 25  ページ: 6260-6267  発行年: 2012年06月27日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本総説はオオムギ若葉(Hordeum vulgare L. var. nudum Hook)の抗酸化成分に焦点を当て,大麦若葉から抗酸化成分を有するフラボノイドの分離と精製,オオムギ若葉中のフラボノイドの抗酸化活性測定法,大麦若葉から分離したサポナリンのスクワレン及び他の脂質に対する抗酸化活性,サポナリン/ルトナリン混合物の抗酸化活性の項についてまとめた。即ち,サポナリンはUV光又はFenton試薬を用いた脂質酸化によるマロンアルデヒド(MA)形成を阻害し,スクアレンからのMA形成を2μmol/mL濃度で100%阻害し,脂肪酸メチルエステル類の酸化を>100μg/mLレベルで阻害し,ODTA,EPA及びDHAからのMA形成を15μmol/mLレベルで43~60%阻害した。サポナリンはタラ肝油及びリポ蛋白質に対し濃度依存的に抗酸化活性を示した。サポナリン/ルトナリン混合物は全脂質に抗酸化活性を示した。サポナリンを含む大麦若葉は酸化損傷による悪影響に有用と考えられた。
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分類 (1件):
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植物の生化学 
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