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J-GLOBAL ID：201202294225542342   整理番号：12A0862341

高層における窓際デザインの身体安定感とストレスの関係 高所ストレスの建築計画学的研究 その2

RELATIONSHIP BETWEEN PSYCHOLOGICAL STRESS AND POSTURAL STABILITY OF SENSE AS DESIGN CAPACITY IN ALTITUDE: Research of architectural plan of psychological stress by height: Part 2

著者 (4件)： 馬淵大宇 (早稲田大 大学院理工学研究科) ,  長澤夏子 (早稲田大 理工学術院 総合研) ,  斎藤純平 (早稲田大 大学院理工学研究科) ,  渡辺仁史 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 676  ページ： 1319-1324  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,高層・超高層に設けられた住宅やオフィスでの生活が日常的になってきているが,高所空間での体験で恐怖の情動を感じないとする人でも,身体に生理反応が現れることが知られている。本報では,「体勢感覚の調整」により高所体験中のストレスが増減する場面を想定し,体勢に安定感を与えるデザインの性能(以降,「身体安定感」)とストレスの関係を明らかにした。そして,デザインを伴った環境調整により,ストレスマネージメントを実現することを目指す。具体的には,休勢感覚を調整できる実験を考案し,身体安定感が異なると仮定したデザインをアンケートを基に評価する。そして,デザインとストレスの関係を生理反応を用いて定量的に明らかにした上で,身体安定感とストレスの関係を明らかにする。まず,没入型VR視覚化ソリューションを用いることで,体勢が変化する条件でも実験を行った。

シソーラス用語： *高層建築 ,  *外構 ,  *ストレス ,  建築計画 ,  *集合住宅 ,  *事務所建築 ,  反応 ,  姿勢 ,  *環境管理 ,  アンケート ,  *高層集合住宅 ,  *ペリメーターゾーン
準シソーラス用語： *オフィスビル ,  *ストレスマネージメント ,  *環境調整 ,  *高層住宅 ,  *窓際ゾーン

分類 (2件)： 建設工学一般  (RA01011A) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (9件)：

• 1) 馬淵大宇, 長澤夏子, 渡辺仁史:高所の窓際デザインと高所ストレス 没入型Virtual Realityシステムを用いたEDA測定, 日本建築学会関東支部研究発表会, 2011
• 2) 宮田洋監修, 藤澤清, 柿本昇治, 山崎勝男編:新生理心理学 一巻 生理心理学の基礎, 北大路書房, 1998
• 3) 長澤夏子, 馬淵大宇, 渡辺仁史:高層の窓際における視界の遮蔽率と高所ストレス 高所ストレスの建築計画学的研究 その1, 日本建築学会計画系論文集, 第662号, pp.741~746, 2011.4
• 4) 新建築社編:新建築, 新建築社, 2008.1~2010.11
• 5) 日本建築学会, 仙田満編:建築設計資料集成 人間, 丸善, 2003

タイトルに関連する用語 (7件)： 高層 ,  デザイン ,  身体 ,  安定感 ,  ストレス ,  建築計画学 ,  研究