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J-GLOBAL ID:201202294309903405   整理番号:12A1111564

癌感受性の発生的再プログラミング

Developmental reprogramming of cancer susceptibility
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 479-486  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1368A  ISSN: 1474-175X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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発癌における遺伝子-環境相互作用は個々の遺伝的リスク因子が環境因子を変更して発症リスクを変化させる機構とされてきたが,腫瘍サプレッサー遺伝子欠損の浸透率は家族・世代間で様々であり,環境曝露は第2の要因を誘導することで浸透率の重要な決定因子となると考えられている。近年,多くの疫学的エビデンスから健康は胎生期を中心とした極めて発生初期にその素因が形成されるというDevelopmental Origins of Health and Disease(DOHAD)という概念が提唱された。これは発生における環境曝露が遺伝的変異の誘導ではなく,エピゲノム再プログラミングにより成人期の疾病リスクを増大するというものである。エピジェネティック再プラミングの機構,その癌感受性に与える影響を議論し,発生再プログラミングの結果として,子宮エストロゲン応答遺伝子がホルモンに超感受性となり新生児期に環境エストロゲンに曝露された成体動物の腫瘍発生を促進する例を紹介する。今後,癌リスクを低下する発生再プログラミングのエピジェネティック効果を覆す治療法の開発が望まれる。
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分類 (1件):
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発癌機序・因子 
タイトルに関連する用語 (3件):
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