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J-GLOBAL ID:201202294390709839   整理番号:12A1000250

東日本大震災による原子力発電所爆発後の浄水処理における放射性ヨウ素およびセシウムの除去

Removal of radioactive iodine and cesium in water purification processes after an explosion at a nuclear power plant due to the Great East Japan Earthquake
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号: 14  ページ: 4397-4404  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2011年3月11日の東日本大震災に襲われた原子力発電所における爆発後,5カ所の浄水プラントで放射性核種の存在を調査した。放射性ヨウ素(131I)およびセシウム(134Csおよび137Cs)が,福島とその隣接県の原水中において検出された。131Iは,凝集-凝降-沈降によって除去されなかった。しかし,131Iは,いくつかのケースでは除去されないこともあったが,粒状活性炭(GAC)および粉末状活性炭(PAC)によって,約30%-40%程度除去された。これはPACを使った実験室規模の実験によっても確認された。25mg dry/LのPACによる河川および湖沼水の131Iの除去率は,PAC処理の前に塩素を投入すると,それぞれ,36%から59%に,および,41%から48%に向上した。134Csおよび137Csは,浄水プラントおよび実験室規模の実験とも,濁度が比較的高い場合は,凝集によって効果的に除去された。逆に,低濁度の湖沼水の134Csおよび137Csは,凝集では除去されなかった。この理由は,河川水の134Csおよび137Csは,主に粒子状で存在したが,湖沼水では,主にセシウムイオン(134Cs+および137Cs+)として存在したからであった。しかし,凝集による湖沼水の134Csおよび137Csの除去率は,134Csおよび137Csを凝集の24時間前に沈殿物と混ぜ合わせると著しく増加した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用水の物理的処理  ,  用水の化学的処理  ,  環境の汚染及び防止 

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