抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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蒸気タービン制御の歴史について述べた。ガスタービンは燃料流量と空気流量の2つの制御対象があるが,蒸気タービンの制御対象は蒸気流量の1つだけである。制御対象が少ないので制御の複雑さはないが,高速回転機械として負荷遮断時の過速防止を含めた速度制御が最重要事項である。英国のParsonsの軸流多段タービンの開発以来の機械式ガバナ,油圧ガバナ,電気ガバナ,最新の高圧EH(Electro-Hydraulic)ガバナについて解説した。蒸気タービンの制御の中で最も重要な負荷遮断時の回転制御を中心に,現在多用されている電気・電子ガバナが出現する前の機械式,油圧ガバナのメカニズムを解説した。