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J-GLOBAL ID:201202294488635191   整理番号:12A0302032

がんへの治療介入として,IAPタンパク質を標的とする

Targeting IAP proteins for therapeutic intervention in cancer
著者 (2件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 109-124  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W1376A  ISSN: 1474-1776  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アポトーシスの回避は,がんの治療法に抵抗しようとするがん細胞が獲得した重要な能力のひとつである。アポトーシス阻害(IAP)タンパク質は,がん細胞の生存と増殖を促進するさまざまな生物学的活性を発揮する。X染色体由来IAPは,アポトーシス促進・実行プロテアーゼであるカスパーゼを直接阻害する。一方,細胞内IAPタンパク質は,アポトーシス促進タンパク質のシグナル伝達複合体の集合化を阻害し,抗アポトーシス分子の発現を仲立ちする。さらに,IAP遺伝子の変異,増幅,染色体転座は,さまざまな悪性腫瘍に関与している。IAPタンパク質を標的として設計された治療戦略の中では,内因性のIAP阻害物質として機能するSMACと呼ばれるタンパク質のIAP結合部位を模倣することに基づく方法が最も一般的である。そのほかの治療戦略として,転写抑制やアンチセンス・オリゴヌクレオチドの利用が挙げられる。この概論では,ヒトの悪性腫瘍の治療介入として,IAPタンパク質を標的とする方法の現在および今後の展望を述べると同時に,IAPタンパク質についての最新の生物学についても述べる。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (3件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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