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J-GLOBAL ID：201202294512817638   整理番号：12A1051090

ガーナの選別された病院と家庭における医薬品の廃棄物管理の評価

Assessment of pharmaceutical waste management at selected hospitals and homes in Ghana

著者 (4件)： SASU Samuel (Leuphana Univ. Lueneburg, Lueneburg, DEU) ,  SASU Samuel (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU) ,  KUEMMERER Klaus (Leuphana Univ. Lueneburg, Lueneburg, DEU) ,  KRANERT Martin (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 30  号： 6  ページ： 625-630  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ガーナの家庭と病院における医薬品廃棄物管理の実施について調査した結果について報告している。調査は利害関係者である5つの病院(1つは準国立病院),監督機関(食品および薬剤に関する委員会),83名の一般市民(男性56名,女性27名)へのインタビューで行われた。病院における調査では,医薬品廃棄物の分別,固形廃棄物の処分方法,液体廃棄物の管理システムについて行われた。またガーナの保健省は一般廃棄物,鋭利な廃棄物,感染性廃棄物,医薬品廃棄物を色の異なる容器に分別するよう要求しており,これらの分別状況を3病院について調査した。一般市民へのインタビューでは,家庭における医薬品の保管の有無,使用しなくなった医薬品の処分方法(ゴミ箱,下水,焼却,購入店へ返却)について調査した。これらの調査を通じて,以下の結論を得た。準国立病院を除く4病院では,医薬品廃棄物の分別収集と処分を全く行っていなかった。また一般市民での調査では,半数以上の回答者が未使用の薬剤,残った薬剤,期限切れの薬剤を家に所有しているとの回答を得た。また医薬品廃棄物の75%以上が埋立地あるいはゴミ捨て場で処分していることも判明した。ガーナ全国の医療施設は貧弱な廃棄物管理の実施によるヒト健康と環境へ脅威を与えないための貢献をすべきであるという結論に達した。

シソーラス用語： ガーナ共和国 ,  薬物 ,  *廃棄物管理 ,  病院 ,  家庭 ,  固形廃棄物 ,  液体廃棄物 ,  分別収集 ,  医療施設 ,  環境保全
準シソーラス用語： *医薬品

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  医療制度  (GB04020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： ガーナ ,  選別 ,  病院 ,  家庭 ,  医薬品 ,  廃棄物管理 ,  評価