文献

J-GLOBAL ID：201202294634489763   整理番号：12A0664442

近傍ハッシュ法を用いた2段階のクラスタリングに基づくNear-missクローンの検出

Near-Miss Clone Detection Based on Two-stage Clustering Using Neighborhood Hashing

著者 (4件)： 吉岡俊輔 (奈良先端科学技術大学院大) ,  吉田則裕 (奈良先端科学技術大学院大) ,  伏田享平 (奈良先端科学技術大学院大) ,  飯田元 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 481(SS2011 57-82)  ページ： 37-42  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ソフトウェアの保守性を低下させる主な要因として,ソースコード中に含まれる重複したコード(コードクローン)の存在が指摘されている。そのためこれまでに多くの研究者によってコードクローンの検出手法が提案されてきた。しかし従来の手法ではステートメントの追加や削除などの変更によって生成されたNear-Missコードクローンの検出が困難であるという問題があった。また一部のコードクローン検出ツールはNear-Missコードクローンの検出は可能ではあるが,検出対象のソースコードの規模が大きくなると計算量が爆発的に増えるという問題があった。本論文では2段階に分けたクラスタリングを用いることにより,ソースコードの規模に比例した時間でNear-Missコードクローンの検出が可能であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： ハッシング ,  クラスタ化 ,  計算機コード ,  *支援プログラム ,  *検出法 ,  近傍探索法 ,  プログラムメンテナンス ,  コードクローン ,  ソースコード ,  改変
準シソーラス用語： クラスタリング ,  ソフトウェア保守 ,  *ニアミスコードクローン ,  *ハッシュ法 ,  *階層的クラスタリング ,  検出技法

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (18件)：

• ANDONI, Alexandr. E2LSH 0.1 User Manual. http://www.mit.edu/andoni/LSH/. 2005
• BAXTER, I. D. Clone detection using abstract syntax trees. Software Maintenance, 1998. Proceedings. International Conference on, nov. 1998, 368-377
• BELLON, Stefan. Comparison and Evaluation of Clone Detection Tools. IEEE Transactions on Software Engineering. 2007, 33, 9, 577-591
• FOWLER, Martin. Refactoring : Improving the Design of Existing Code. 1999
• HUNT, Andrew. The pragmatic programmer : from journeyman to master. 1999

タイトルに関連する用語 (5件)： 近傍 ,  ハッシュ法 ,  段階 ,  クラスタリング ,  クローン