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J-GLOBAL ID:201202294746850949   整理番号:12A0025228

セーヌ川河口の浮遊粒子状物の変異原性と遺伝毒性

Mutagenicity and genotoxicity of suspended particulate matter in the Seine river estuary
著者 (4件):
資料名:
巻: 741  号: 1-2  ページ: 7-12  発行年: 2012年01月24日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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いくつかのPAHsのような高変異原性化合物がセーヌ川河口の表面水や堆積物中に同定されている。浮遊粒子状物(SPM)は,水生生物への河口水柱中の毒性化合物の曝露をもたらすダイナミック媒質を表わす。河口に沿った変異原性汚染物質の主要なソースを調べるため,産業排水処理プラント(WWTP)の放水口から25m下流で水試料を採取した。SPM試料は2つの短期試験,Salmonella typhimurium突然変異誘起試験(TA98+S9ミックス)とHepG2細胞でのコメットアッセイで遺伝毒性を分析した。化学染料工業とWWTPから出る廃水の採取部位は,石油化学工場,石油精製所,紙パルプ工場の順に最も高い変異原性を示した。これらのデータは,フレームシフト変異誘発物質がセーヌ川河口に存在することを示す。さらに,コメットアッセイはヒト肝細胞(HepG2細胞)に対して遺伝毒性を持つ化合物の存在を明らかにした。著者らはまた,より低い河口堆積物に高レベルの変異原性(3x104復帰突然変異株/g)を見つけた。変異原性および遺伝毒性化合物のソースはセーヌ川河口に垂れ流される種々のタイプの廃水と関連があるように見える。両方の試験系はバイオアッセイの相補性の基礎をなし,14サンプルのうち3つを除いて粒子状物の遺伝毒性で同じ評価となった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  河川汚濁  ,  遺伝的変異 

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