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J-GLOBAL ID:201202294791877645   整理番号:12A0111847

ホスホペプチドの特定捕捉のためのヒ酸ジルコニウム修飾シリカナノ粒子,及びマトリックス支援レーザー脱着/イオン化質量分析法による直接分析

Zirconium arsenate-modified silica nanoparticles for specific capture of phosphopeptides and direct analysis by matrix-assisted laser desorption/ionization mass spectrometry
著者 (6件):
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巻: 402  号:ページ: 1041-1056  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,ホスホペプチドの特定捕捉のためのヒ酸ジルコニウム修飾シリカナノ粒子(ZrAs-SNPs)の知る限り初めて使用し,その後マトリックス支援レーザー脱着/イオン化質量スペクトル(MALDI MS)分析を行う。最適化濃縮条件で,ZrAs-SNPsの効率と特異性を,4つの標準蛋白質(α-カゼイン,β-カゼイン,卵白アルブミン,及びウシ血清アルブミン)のトリプシン消化産物で評価し,ヒ酸チタンで修飾したシリカナノ粒子(TiAs-SNPs)のそれらと比較した。その結果,TiAs-SNPsは単独でのリン酸化蛋白質が僅かに良い収率だった一方で,TiAs-SNPsよりもZrAs-SNPsの方が何倍もリン酸化蛋白質の選択性が高い濃縮を示した。ZrAs-SNPsを,健康な人及び腺癌の人の希釈人間血清からのホスホペプチド直接捕捉のために選択した。血清のホスホペプチドの実験プロファイリングより,リン酸化フィブリノーゲンペプチドAの水準は,健康な成人と比べて腺癌患者の血清において上方制御されることが明らかになった。このことは,腫瘍の病因のバイオマーカー発見のためにZrAs-SNPsを用いる可能性を示唆している。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の物理分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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