抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国に古くから伝わる容器に水を入れその取っ手部分を手で擦ると一定の場所から噴水が発生する噴水魚洗の実験,理論研究を行った。容器として円筒型とし,これを水平に振動させて噴水が生ずることを見出した。低周波発信機ナリカCR-T,ナリカFB-8M型バイブレイターを用い,容器としてはホーロー材質の取っ手付きのカップを用いた。半径は0.09m,高さは0.15mである。可視化写真により水面波の状況,噴水の発生を解明した。波の線型理論を用い,円柱座標系の基礎式を誘導した。容器内弾性波の式,自由表面条件を課して変形Bessel微分方程式を得た。この微分方程式の変形Bessel関数解より自由表面の波模様を計算し,図示した。実験と理論の定性的な一致が得られたが,波数が一致しない場合が見られた。