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J-GLOBAL ID:201202294843833331   整理番号:12A1032059

水蒸気によるCO2光還元の改良された活性のための銅とヨウ素とで共改質されたTiO2ナノ粒子

Copper and iodine co-modified TiO2 nanoparticles for improved activity of CO2 photoreduction with water vapor
著者 (5件):
資料名:
巻: 123-124  ページ: 257-264  発行年: 2012年07月23日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銅とヨウ素とで共改質されたTiO2ナノ粒子(Cu-I-TiO2)を熱水と湿式含浸プロセスを組み合わせて合成した。その触媒の構造と性質をXRD,BET,SEM/EDX,XPSおよびUV-vis拡散反射分光法によって特性化した。Ti4+を置換することによってTiO2格子にヨウ素イオンをドープして,結果的にTi3+が電荷をバランスするために生成した。ヨウ素のドーピングはTiO2結晶の大きさが小さくなって,可視光吸収に応答した。Cu種がTiO2の表面に推積して僅かに粒子粒の増加を生じることが分かった。Cu-I-TiO2触媒の活性を水蒸気によるCO2の光触媒還元によって検討して,COが主要な還元生成物であり,痕跡量のCH4が生成した。UV-vis照射下で共改質した触媒(Cu-I-TiO2)は単一イオンで改質された触媒(Cu-TiO2あるいはI-TiO2)のそれよりも高かった。可視光照射下での,CuのI-TiO2への添加はCO2還元の著しくは改良しなかった。CuCl2を合成の前駆体として用いると反応生成物として塩化メチル(CH3Cl)を検出した。このように,メチルラジカルが反応中間体であることを示唆した。CuCl2をCu前駆体として用いるとCO2の光還元活性は,Cu(NO3)2を前駆体として用いた時に比べて3倍増加した。活性のこれらの相異はCuの分散の強化とClイオンの正孔捕捉効果によるものと思われた。しかしながら,副生成物(例えばCH3Cl)の生成は好ましくない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  環境問題 
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