抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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チューリップにおいて,明期終了時の短時間遠赤色光照射(EOD-FR)が,短茎品種の茎伸長に効果があるか,また各種光源による伸長効果について検証した。短茎品種4種に対して,FR蛍光灯,白熱灯を照射した試験の結果,自然日長と比較して,茎長,草丈,脚長,花長の伸長効果および開花促進効果が確認された。波長の異なるLED(LED-RED)を用いた試験の結果,チューリップ切り花の促成栽培時に700nmから800nmの波長を多く含む光源の照射により,茎長や脚長の伸長効果が期待でき,特に730nmから735nmの波長が有効であることが示唆された。ただし,伸長により茎葉が軟弱化する場合があった。