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J-GLOBAL ID：201202294945504332   整理番号：12A1738339

還元酸化グラフェンにおけるマイクロ波表面インピーダンス測定

Microwave surface impedance measurements on reduced graphene oxide

著者 (8件)： HAO L (National Physical Lab., Teddington, GBR) ,  MATTEVI C (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  GALLOP J (National Physical Lab., Teddington, GBR) ,  GONISZEWSKI S (National Physical Lab., Teddington, GBR) ,  GONISZEWSKI S (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  XIAO Y (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  COHEN L (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  KLEIN N (Imperial Coll. London, London, GBR)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 23  号： 28  ページ： 285706,1-5  発行年： 2012年07月20日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は化学的に還元された酸化グラフェン中での存在が予測されている水分子の物理化学的挙動をマイクロ波表面インピーダンス測定により評価しようとするものである。測定はサファイヤの共振器を用いて,周波数領域2-50GHzで行った。試料としては単層および5層の酸化グラフェンおよび還元酸化グラフェンを用いた。測定条件は真空中で295Kから373Kの温度領域で加熱冷却を行った。解析結果は還元酸化グラフェン中の水分子はグラフェン表面に吸着しているのではなく,グラフェンの層間にインターカレートしており,この水分子は穏やかな加熱により放出されることが確認された。これらの結果より,本研究で提案されたマイクロ波表面インピーダンス測定は還元酸化グラフェン中の水分子のキャラクタリゼーションに対して有効な方法であることが結論された。

シソーラス用語： *酸化物 ,  *マイクロ波 ,  *表面インピーダンス ,  共振器 ,  サファイア ,  *水分子 ,  吸着 ,  インターカレーション
準シソーラス用語： マイクロ波共振器 ,  *酸化グラフェン

分類 (2件)： 電気的・磁気的実験技術  (BA02050S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 還元酸化グラフェン ,  マイクロ波 ,  表面インピーダンス