抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
平成23年3月に発生した東日本大震災において,津波により多くの建築物が滅失・損壊し,多くの尊い命が犠牲になり,津波に対する建築物の構造耐力上の安全性確保の重要性が改めて認識された。これを受け,国土交通省住宅局および国土技術政策総合研究所では,津波に対し構造耐力上安全な建築物の設計法等に係る検討を進めてきたが,今般,建築基準整備促進事業における検討成果として中間とりまとめがなされた。これを踏まえた現時点での技術的知見をとりまとめ,平成23年11月17日付け技術的助言として地方公共団体に通知した。ここでは,以下について,その概要を説明した。1)津波に対し構造耐力上安全な建築物の設計法に係る追加知見について,)津波避難ビル等の避難スペースに係る追加的知見について,3)災害危険区域に係る建築制限の考え方について,4)想定される設計用浸水深に耐えうる建築規模の例。