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J-GLOBAL ID：201202295121684672   整理番号：12A0717416

太陽利用水分解による水素製造のための熱電酸化した酸化鉄ナノ構造

Thermally oxidized iron oxide nanoarchitectures for hydrogen production by solar-induced water splitting

著者 (4件)： VINCENT Tracey (Dep. of Materials Engineering, Technion, Israel Inst. of Technol., Haifa, ISR) ,  GROSS Moran (Dep. of Materials Engineering, Technion, Israel Inst. of Technol., Haifa, ISR) ,  DOTAN Hen (Dep. of Materials Engineering, Technion, Israel Inst. of Technol., Haifa, ISR) ,  ROTHSCHILD Avner (Dep. of Materials Engineering, Technion, Israel Inst. of Technol., Haifa, ISR)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 37  号： 9  ページ： 8102-8109  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 太陽エネルギーで水を分解して水素に変換する光アノードとして熱電酸化した酸化鉄(α-Fe₂O₃,ヘマタイト)のナノ構造を調べた。α-Fe₂O₃は水光酸化に安定で,バンドギャップエネルギーが好ましく,無毒である。しかし,光アノードにすると電子ホール再結合による損失が大きい。したがって光アノード/電解質界面近傍で光子を吸収するように高アスペクト比のナノ構造が好ましい。鉄の熱酸化はナノ構造酸化鉄を作る単純な方法である。形態・アスペクト比・酸化物厚さを変えるのはプロセスパラメータに依存する。酸素リッチな大気内で鉄箔を焼鈍するとナノロッド構造が得られ,酸素希薄大気で焼鈍するとナノコーラル状形態になる。ナノロッド構造の光アノードは光電流密度が0.9mA/cm²と中庸で,ナノコーラル形態は2.6mA/cm²となる。酸化プロセスと酸化物相が性能に及ぼす影響を論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 分解反応 ,  *熱電効果 ,  製造 ,  *酸化鉄 ,  *ナノ構造 ,  アノード ,  ナノロッド ,  アスペクト比
準シソーラス用語： 水分解 ,  水素製造 ,  光アノード

分類 (1件)： 気体燃料の製造  (YE02030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 太陽 ,  水分解 ,  水素製造 ,  酸化 ,  酸化鉄 ,  ナノ構造