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J-GLOBAL ID：201202295186453910   整理番号：12A1022244

産業界の最近の動向と溶接工学 III 構造製作 7.自動車

著者 (1件)： 内田圭亮 (トヨタ自動車)
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 81  号： 5  ページ： 421-422  発行年： 2012年07月05日 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内自動車の市場や技術動向,溶接・接合技術の動向を概観した。内燃機関の効率アップやハイブリッド車が注目される一方で,車体の軽量化は普遍的な燃費向上の手段である。軽量化の手法は高張力鋼板(ハイテン材)による板厚ダウンが主流である。またアルミボデーやCFRPを使用した車体構造,及び車体構造の変化に対応した接合技術の開発が進んでいる。ボデー鋼板の主要な接合法は抵抗スポット溶接であり,ハイテン材等の材料種類の増加に対応した溶接条件の適正化が課題である。足回り部品等の溶接変形への対策として,MIG(アーク)/レーザハイブリッド溶接が検討さ,またレーザ溶接や摩擦撹拌接合(FSW)の開発事例が報告されている。

シソーラス用語： *自動車 ,  自動車工業 ,  軽量化 ,  高張力鋼 ,  鋼板 ,  アルミニウム合金 ,  繊維強化プラスチック ,  *自動車車体構造 ,  *溶接 ,  点溶接 ,  MIG溶接 ,  レーザ溶接 ,  摩擦撹拌溶接
準シソーラス用語： ハイブリッド溶接 ,  技術動向 ,  摩擦撹拌接合

分類 (2件)： 自動車・自動車工業一般  (QG01000P) ,  溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (22件)：

• 1) 自動車工業会データベース,http://www.jama.or.jp/
• 2) 川本ら:TOYOTA Technical Review, 57-2, (2011-2), pp.6-9.
• 3) 平成16年国交省告示第61号,自動車燃費一覧(平成22年3月)
• 4) 鋼でも35%軽くなる,Automotive Technology, (2011-9), pp.66-73.
• 5) 新車レポート:Automotive Technology, (2010-7), pp.94-95.

タイトルに関連する用語 (5件)： 産業界 ,  動向 ,  溶接工学 ,  製作 ,  自動車