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J-GLOBAL ID:201202295212596237   整理番号:12A1573122

腎上皮細胞においてSmad3リンカーのリン酸化はSmad3転写活性とTGF-β1/Smad3が誘導する上皮間充織遷移を弱める

Smad3 linker phosphorylation attenuates Smad3 transcriptional activity and TGF-β1/Smad3-induced epithelial-mesenchymal transition in renal epithelial cells
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資料名:
巻: 427  号:ページ: 593-599  発行年: 2012年10月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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形質転換増殖因子β1(TGF-β1)は腎管の上皮間充織遷移(EMT)や細胞外基質合成と関連する腎線維症において目立った役割を果たす。Smad3はEMTにより始まる線維症において必須の役割を果たす。I型TGF-β受容体キナーゼによるC末端SSXSモチーフでのSmad3のリン酸化はTGF-β反応の仲介に必須である。Smad3活性はリンカー領域でのリン酸化によっても調節される。しかし,Smad3リンカーのリン酸化の機能上の役割は良く特性化されていない。ここで筆者等はリンカー領域の4つのリン酸化部位で変異が生じたSmad3 EPSM変異体はSmad3欠損一次腎管上皮細胞のTGF-β1が誘導するEMTを顕著に増す一方,C末端リン酸化部位で変異が生じたSmad3 3S-A変異体はTGF-β1に反応してEMTを誘導できなかった。Smad3 EPSMを発現するHK2ヒト腎上皮細胞においてE-カドヘリンの著しい減少を伴う線維形成遺伝子発現の顕著な誘導が見られた。Smad3 3S-Aを発現するHK2細胞においてTGF-β1はα-SMA,ビメンチン,フィブロネクチン,PAI-1の発現を誘導出来ず,E-カドヘリンの発現も減ずることができなかった。Smad3リンカーリン酸化を調節する機構の解明は,腎線維症の制御のための新しい戦略を提供しうる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  腎臓 

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