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J-GLOBAL ID：201202295238347251   整理番号：12A0633239

サリアンスネットワーク統合性が外傷脳損傷後のデフォルトモードネットワーク機能を予測する

Salience network integrity predicts default mode network function after traumatic brain injury

著者 (7件)： BONNELLE Valerie (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  HAM Timothy E. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  LEECH Robert (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  KINNUNEN Kirsi M. (Univ. London, London, GBR) ,  MEHTA Mitul A. (King’s Coll. London, London, GBR) ,  GREENWOOD Richard J. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  SHARP David J. (Imperial Coll. London, London, GBR)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 12  ページ： 4690-4695  発行年： 2012年03月20日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前帯状回,前補足運動野,前島を含むサリアンスネットワークの構造的連結性の損傷が,関連するネットワーク制御を破壊するという仮説を検証した。効率的な阻害制御は楔前部及び後帯状回を含むデフォルトモードネットワーク(DMN)内の迅速な不活化と関連した。外傷性脳損傷患者ではDMN不活化が損なわれて阻害制御が低下し,外傷性軸索損傷により脳ネットワークの接続が損なわれた。DMN機能異常はサリアンスネットワークにおける白質損傷量により予測された。サリアンスネットワークの構造的統合性がDMNでの活性制御に必須で,この調節不全が非効率的な認知調節を誘導することを示した。

シソーラス用語： *脳損傷 ,  *大脳辺縁系 ,  運動野 ,  失認 ,  ヒト ,  NMRイメージング ,  白質 ,  損傷 ,  中枢神経系疾患 ,  神経回路網 ,  大脳皮質
準シソーラス用語： fMRI ,  *外傷性脳損傷 ,  軸索損傷 ,  前帯状回 ,  島皮質 ,  認知能低下 ,  補足運動野

分類 (2件)： 神経の臨床医学一般  (GN01030H) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 統合性 ,  外傷 ,  脳損傷 ,  デフォルトモードネットワーク ,  予測