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J-GLOBAL ID:201202295284360742   整理番号:12A1098685

巨大なヒマラヤユリ(Cardiocrinum giganteum var.giganteum)における種子休眠と発芽 北日本における順応に対するポテンシャル評価

Seed dormancy and germination in the giant Himalayan lily (Cardiocrinum giganteum var. giganteum): an assessment of its potential for naturalization in northern Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 677-690  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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観葉植物種が外来生息地で順応するためのポテンシャルを理解するには,新しい生息地の自然環境条件に対する種の反応の予測に役立つ種子発芽の情報が必要である。Cardiocrinum giganteum var.giganteumはヒマラヤ固有のもので,世界の温帯地方における観葉植物として紹介され,近年,ニュージーランドの侵襲性として分類されている。日本の北海道地域で順応するためのポテンシャルを評価するべく,種の種子発芽条件は北海道における自然条件下で決定した。成熟種子をインドのヒマラヤの本来の地域から採取した。秋の成熟期には種子に発育不十分の胚があり,夏の暑さにあたった後,2番目の秋冬期に成長した。幼根と子葉は晩冬と春に現れた。このように,播種から種子発芽まで18~19か月の時期が必要であったが,実験室条件下では,25/15°C(120日間)→15/5°C(90日間)→0°C(90日間)→15/5°C(60日間)の温度シーケンスで,この時期を10~11か月に短くすることができた。GA3は上記の温度要求性の代替にはならなかった。C.giganteum var.giganteumの種子発芽のための温度要求性は,日本固有の同属種C.cordatum var.glehniiのものに非常に類似している。両分類群の種子は,深い単一な形態生理学的休眠を行う。2つの分類群の種子から再生するための必要条件における密接な類似性は,ライフサイクル中の種子段階が北日本の巨大なヒマラヤユリの順応への障害にはなっていないことを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  植物生態学 
引用文献 (55件):
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