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J-GLOBAL ID:201202295299152704   整理番号:12A1499753

北中国クラトンの破壊に先立つ大陸リソスフェアマントルの2つの筋書き:中国東部,山東省西部における白亜紀初期の苦鉄質貫入岩からの知見

Two tales of the continental lithospheric mantle prior to the destruction of the North China Craton: Insights from Early Cretaceous mafic intrusions in western Shandong, East China
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  ページ: 193-214  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Dabie-Sulu造山帯及びTan-Lu断層帯といった弱化したリソスフェア帯は中生代後期の北中国クラトン(NCC)の破壊において重要な役割を果たした。山東省西部の白亜紀初期の苦鉄質貫入岩はNCCの破壊の際の広範な火成活動と同時期に起こり,クラトン内部及び弱化したリソスフェア帯の下にある空間的に異なるマントル領域(EM1及びEM2)を示している。クラトン内部からのJinan及びZoupingハンレイ岩(~128Ma)は分別したLREE及びほぼ平坦なHREEパターンを示し,明らかな負のTa,Nb,Ti異常を伴う。また顕著に負のεNd(t),低い初生87Sr/86Sr,負のジルコンεHf(t)を持つ。こうした「地殻の痕跡」は地殻の混成作用では説明できず,むしろ混合したマントルソースに由来するようである。古原生代初期の地殻のデラミネーションあるいはデタッチメントが,NCC南東部の下の中生代のマントルソースへの先カンブリア時代初期の地殻物質の関与の原因である可能性がある。比較して,Dabie-Sulu造山帯及びTan-Lu断層帯に隣接した領域からの白亜紀初期の苦鉄質火成岩はより高い87Sr/86Sr比を持ち,揚子地殻に由来するメルト/流体によるリソスフェアマントルの変化を示唆する。中生代の地殻のデラミネーションはDabie-Sulu造山帯の下のリソスフェアの根の破壊を引き起こし,一方NCC南東の内部の下でのリソスフェアの薄化は,垂直に対流するアセノスフェアによる熱機械的神職が原因であろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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岩石圏の地球化学一般  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  ,  その他の同位体地球化学 

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