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J-GLOBAL ID：201202295315917112   整理番号：12A1522616

硝酸と塩化物環境における窒素含有ステンレス鋼の腐食挙動

Corrosion Behavior of Nitrogen-Containing Stainless Steel in Nitric Acid and Chloride Environments

著者 (5件)： GIRIJA S. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam, IND) ,  MUDALI U.Kamachi (Inst. Metal Sci., Bulgarian Acad. Sci., Sofia, BGR) ,  ANDREEV C. (Inst. Metal Sci., Bulgarian Acad. Sci., Sofia, BGR) ,  NINOVA L. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam, IND) ,  RAJ Baldev (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam, IND)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 68  号： 10  ページ： 922-931  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 核廃棄物の処理および貯蔵用材料の開発を念頭に窒素含有ステンレス鋼の硝酸および塩化物溶液中での腐食挙動を調査した。窒素含有量が0.132,0.193および0.406wt%のステンレス鋼(304LN)を作製し,供試材とした。1,4,6M硝酸中で動電位アノード分極曲線を測定し腐食挙動を評価した。測定温度は25°Cと50°Cである。また0.5M塩化ナトリウム中でアノード分極曲線を測定し,孔食特性を評価した。304LN鋼は試験したすべての濃度の硝酸溶液中で自己不働態化し,高耐食性を示すことが判明した。中性塩化物溶液中の耐孔食性は窒素含有量が0.132wt%鋼より0.193wt%鋼の方が優れていた。しかし,さらに窒素含有量を増大させると耐孔食性が低下した。この原因は結晶粒界にマンガンおよびクロムリッチな析出物の生成によるものと考察した。

シソーラス用語： *硝酸 ,  *腐食 ,  放射性廃棄物 ,  陽分極 ,  孔食 ,  耐孔食性 ,  結晶粒界 ,  析出物 ,  粒界析出 ,  不動態化 ,  窒素添加合金 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  クロム化合物 ,  窒化物 ,  塩化ナトリウム
準シソーラス用語： AISI304 ,  *AISI304LN ,  高窒素ステンレス鋼 ,  窒化クロム

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 硝酸 ,  塩化物 ,  環境 ,  窒素 ,  ステンレス鋼 ,  腐食挙動