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J-GLOBAL ID：201202295378687974   整理番号：12A1730332

等価線形化と変数分離法に応答スペクトルとしてS_AVDを適用した耐震補強粘性ダンパー必要量検討法

Examination Method of Seismic Retrofit Viscous Damper Requirement using S_AVD as Response Spectrum for Equivalent Linearization and Variable Separation Method

著者 (1件)： 神永敏幸 (安藤建設)
資料名： 安藤建設技術研究所報  (Ando Technical Research Report)
巻： 18  ページ： 43-54  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： L2612A  ISSN： 1341-7029  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 耐震補強等に用いる必要粘性ダンパー量を目標層間変形より画一的に求める方法として,エネルギースペクトルの変数分離法を用いた逆設計法と振動方程式の複素固有値解析より導出された等価線形化された振動方程式に,応答スペクトルとしてピークパラメータスペクトルS_AVDを適用した算定手法を提案した。その結果,評価推定値は目標値に対し約0.85~1.15倍の範囲に収まり構造計画段階で十分に使用できる誤差範囲となった。さらに,推定粘性ダンパー量を用い動的応答解析より得られた層間変形は評価推定層間変形に対して最上層の変形を除きほぼ同等な値になる事を確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 構造設計 ,  構造解析 ,  *耐震補強 ,  *ダンパ ,  *解法 ,  複素数 ,  解析 ,  スペクトル
準シソーラス用語： *粘性ダンパ ,  *等価線形化法 ,  *変数分離 ,  固有値解析

分類 (2件)： 構造設計一般  (RA04010E) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (17件)：

• [1]秋山宏:エネルギーの釣合いに基づく建築物 耐震設計,技報堂出版,1999.11
• [2]大井謙一,高梨晃一,本間靖章:地震動のエネルギー入力率スペクトル,日本建築学会構造系論文集,第420号,PP.1-7,1991.2
• [3]中村孝也,堀則男,井上範夫:瞬間入カエネル ギーによる構造物の地震時応答変形の推定,日本建築学会構造系論文報告集,第513号,PP.65-72,1998.11
• [4]笠井和彦,川鍋佳史:粘性減衰・履歴減衰を併用する構造における動特性と地震最大応答の等価線形予測法,日本建築学会構造系論文集,第574号,pp.43-51,2005.5
• [5]石丸辰治,多治見宏:塑性率制御法について,日本建築学会構造系論文報告集,第214号, pp.16-28,1973.12

タイトルに関連する用語 (4件)： 変数分離 ,  応答スペクトル ,  耐震補強 ,  粘性ダンパー