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J-GLOBAL ID：201202295407174248   整理番号：12A1570719

プラズマ窒化したマルテンサイト型チタン合金の制振性と表面硬さの評価

著者 (1件)： 万谷義和 (鈴鹿工高専)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 60  号： 4  ページ： 311  発行年： 2012年10月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チタン合金の制振性を利用するためには摩擦・摩耗への耐久性が必要となる。高い制振性と硬質表面を得るため,高い制振性を示すα′マルテンサイト組織のTi-15mass%Nb合金にプラズマ窒化処理を施した。焼入れ材にプラズマ窒化処理を行い,ヤング率,内部摩擦及び表面硬さを測定した。プラズマ窒化は,723及び1023Kで窒素ガスまたは窒素と水素の混合ガス中で行った。焼入れ材は焼鈍材に比較して,ヤング率の大幅な減少,内部摩擦の大幅な増加,及び硬さの低下を示した。プラズマ窒化条件が1023Kの窒素ガス雰囲気で,プラズマ窒化後に再焼入れした場合,高い制振性と硬い表面を同時に得ることができた。

シソーラス用語： *イオン窒化 ,  *チタン合金 ,  ニオブ含有合金 ,  防振合金 ,  *防振 ,  *硬度 ,  マルテンサイト ,  αプライム相 ,  焼入 ,  Young率 ,  内部摩擦 ,  硬化層

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  表面硬化熱処理  (WC03030E)

タイトルに関連する用語 (6件)： プラズマ窒化 ,  マルテンサイト ,  チタン合金 ,  制振 ,  表面硬さ ,  評価