文献

J-GLOBAL ID：201202295427818273   整理番号：12A0140298

P3HT電界効果トランジスタにおける光誘起不安定性の時間的および熱的特性

Temporal and thermal properties of optically induced instabilities in P3HT field-effect transistors

著者 (5件)： KEHRER Lorenz A. (TU Darmstadt, Inst. of Materials Sci., Electronic Materials Div., Petersenstr. 23, 64287 Darmstadt, DEU) ,  WINTER Stefan (TU Darmstadt, Inst. of Materials Sci., Electronic Materials Div., Petersenstr. 23, 64287 Darmstadt, DEU) ,  FISCHER Rene (TU Darmstadt, Inst. of Materials Sci., Electronic Materials Div., Petersenstr. 23, 64287 Darmstadt, DEU) ,  MELZER Christian (TU Darmstadt, Inst. of Materials Sci., Electronic Materials Div., Petersenstr. 23, 64287 Darmstadt, DEU) ,  VON SEGGERN Heinz (TU Darmstadt, Inst. of Materials Sci., Electronic Materials Div., Petersenstr. 23, 64287 Darmstadt, DEU)
資料名： Synthetic Metals  (Synthetic Metals)
巻： 161  号： 23-24  ページ： 2558-2561  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： C0123B  ISSN： 0379-6779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究で,著者らは柔軟性のあるポリエチレンテレフタレート(PET)基板上に作製したポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)系有機電界効果トランジスタ(OFET)の光誘起不安定性の時間的および熱的特性について報告した。可視光による照射効果が減じたp型トップゲートP3HT電界効果トランジスタの最大20Vの閾値電圧の大幅なシフトおよびオフ電流の3桁増加が観察された。双方の現象,閾値電圧のシフトおよびオフ電流の増加は,酸素の存在を必要とし,室温で数日間持続した。これらの効果は,文献から知られている電子トラップとして作用するP3HTと酸素の電荷移動錯体(CTC)の形成によって説明される。ここで,著者らはP3HT層からの酸素の拡散による捕捉サイトの捕捉および捕捉損失から光生成電荷キャリヤの脱捕捉の時間的および熱的安定性を議論した。酸素誘導CTC状態からの電子の熱活性化脱捕捉が,酸素誘導捕捉の除去よりもはるかに高速であることが実証された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *導電性高分子 ,  *高分子薄膜 ,  *表面分析 ,  表面性状 ,  *ポリヘキシルチオフェン ,  相分離 ,  ミクロドメイン ,  ナノ構造 ,  分光測光 ,  *溶媒効果 ,  *FET【トランジスタ】 ,  光照射 ,  電荷移動錯体 ,  *不安定性 ,  P型半導体
準シソーラス用語： *P3HT【重合体】 ,  アニール ,  光誘起 ,  *電界効果トランジスタ

分類 (4件)： 電池一般  (YB04010O) ,  太陽光発電  (NB03090G) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  偏光測定と偏光計  (BD07050K)

物質索引 (1件)： 3-ヘキシルチオフェン

タイトルに関連する用語 (5件)： P3HT ,  電界効果トランジスタ ,  光誘起 ,  不安定性 ,  熱的特性