抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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OpenCVは,BSDライセンスに基づいて配布されているオープンな画像処理ライブラリである。現在,2,500を超える画像処理アルゴリズムが実装されており,画像処理ライブラリとしてデファクトスタンダードの地位を築いている。プログラミング言語として,C,C++,Pythonなどが利用でき,対応するOSは,Windows,UNIX/Linux,Macに加え,Androidをサポートしている。OpenCVは単なる画像処理ライブラリとしての役割のみならず,画像処理や3次元幾何において多用される行列演算を簡単に記述でき,およびMicrosoft Kinectなどの各種機器や他のライブラリとの連携も容易であるなど,頻繁なバージョンアップを経て高機能化が進んでいる。本稿では,OpenCVのライブラリ構成を示し,その特徴を列挙する。