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J-GLOBAL ID：201202295433098720   整理番号：12A1720487

常圧焼結した多層カーボンナノチューブ/アルミナナノ複合材料の機械的性質の統計的解析

Statistical analysis of mechanical properties of pressureless sintered multiwalled carbon nanotube/alumina nanocomposites

著者 (2件)： SARKAR Soumya (Non-oxide Ceramics and Composites Div., CSIR-Central Glass & Ceramic Res. Inst. (CSIR-CG&CRI), Kolkata 700032, IND) ,  DAS Probal Kr. (Non-oxide Ceramics and Composites Div., CSIR-Central Glass & Ceramic Res. Inst. (CSIR-CG&CRI), Kolkata 700032, IND)
資料名： Materials Chemistry and Physics  (Materials Chemistry and Physics)
巻： 137  号： 2  ページ： 511-518  発行年： 2012年12月14日 
JST資料番号： E0934A  ISSN： 0254-0584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 常圧焼結した0.15-1.2vol.%多層カーボンナノチューブで強化したアルミナマトリックスナノ複合材料の機械的性質を,2-パラメータWeibull統計を用いて解析した。アルゴン中1700°Cで2h焼結したナノ複合材料の電子顕微鏡と相解析は,アルミナ中にナノチューブの相互侵入ネットワーク,化学量論アルミニウムモノオキシカーバイドに似た薄い界面の形成,およびナノチューブによるマトリックス結晶粒微細化を示した。ビッカース硬さ試験の荷重の増加(4.9~19.6N)および曲げ強度測定温度の増加(室温~1100の°C)につれて,ナノ複合材料のWeibull係数が高い荷重と温度で改善された一貫性を示唆してかなり増加したことを,統計的解析は示した。最高ワイブル係数が,0.15または0.3体積%ナノチューブを含有するナノ複合材料について得られたが,それは硬さと強度が単層アルミナより約40%および約15%それぞれ高く,この脆いセラミックマトリックスナノ複合材料の信頼性に及ぼす試験片サイズの影響を支持する。純アルミナを超えるナノ複合材料の機械的性質の優れた信頼性は,効果的な界面領域を形成する構造的に完全なナノチューブの存在に,主として起因していたが,それは,適切な荷重分散,マトリクスの結晶粒微細化および特に高い試験荷重と温度で高いWeibull係数をもたらすための全体的に平均的な欠陥の影響を確保するからである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  *アルミナ ,  *ナノ複合材料 ,  *機械的性質 ,  統計解析 ,  焼結 ,  数学モデル ,  電子顕微鏡 ,  押込硬さ ,  曲げ強さ ,  係数 ,  結晶粒微細化
準シソーラス用語： Vickers硬さ ,  Weibull係数 ,  Weibull統計モデル ,  曲げ強度 ,  常圧焼結 ,  統計的解析

分類 (1件)： セラミック材料試験  (HB04000M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 常圧焼結 ,  多層カーボンナノチューブ ,  アルミナ ,  ナノ複合材料 ,  機械的性質 ,  統計的解析