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J-GLOBAL ID:201202295570421074   整理番号:12A0931133

廃水中の優先・新興有機汚染物の多残留定量のための大容量注入-昇温蒸発器-ガスクロマトグラフィー-質量分析と組み合わせる固相抽出

Solid-phase extraction combined with large volume injection-programmable temperature vaporization-gas chromatography-mass spectrometry for the multiresidue determination of priority and emerging organic pollutants in wastewater
著者 (7件):
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巻: 1247  ページ: 104-117  発行年: 2012年07月20日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,廃水試料中のポリ塩素化ビフェニル(PCBs),ポリ臭素化ビフェニル(PBBs),農薬,多環芳香族炭化水素(PAHs),フタル酸エステル(PEs),アルキルフェノール(APs),ビスフェノールA(BPA)などの内分泌かく乱化学物質(EDCs)としての作用のために優先汚染物と新興汚染物として種々のリストに含まれる有機化合物の多残留定量のための同時抽出法を開発した。これらの優先汚染物と新興汚染物の同時分析のために,固相(Oasis-HLC,C18,及びLichrolut)の性質,試料の容量,MeOHとNaClの添加,水相のpHなどの種々の固相抽出(SPE)の変数を最適化した。良好な回収率がMilli-Q水から得られたが(80-120%),廃水試料で良好な結果を得るために,重水素化類縁体や試料の希釈がマトリックス効果を補正しなかったので,Florisilカートリッジを利用する追加のSPEクリーンアップ過程が必要であった。検出限界(LODs)を改良するために,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)と組み合わせる昇温蒸発器(PTV)を利用する大容量注入(LVI)も最適化した。多くの揮発性同族体の場合,検体の損失が誘導体化の過程で生じ,誘導体化検体と非誘導体化検体の分離がSPE溶出の過程で不可能であったので,2つの異なる注入をそれぞれの検体のグループで最適化した。LODSは,文献値とよく一致し,相対標準偏差は,Milli-Q水で10-25%,廃水試料で12-30%の範囲であった。最後に,3ケ所の廃水処理施設(Bakio,Gernika,及びGalindo(スペイン))と水精製施設(Zornotza(スペイン))の廃水試料中の標的検体の定量に本法を適用した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  その他の汚染原因物質 
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