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J-GLOBAL ID：201202295583119890   整理番号：12A0108163

災害・疾病からの復興・再建にみる地域畜産のあり方 近年の畜産を取り巻く災害からの再建・復興にみる今後の地域畜産のあり方-地域ごとの畜産経営が存続できる制度の確立を-

著者 (1件)： 小林信一 (日本大 生物資源科学)
資料名： 畜産コンサルタント  (Livestock Industry Magazine)
巻： 48  号： 1  ページ： 10-13  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： L4216A  ISSN： 1345-9333  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災による畜産業の被害は,ウシが津波で流されたこと,ニワトリの餓死,2酪農家の死亡などであった。震害よりも大きかったのは福島第一原発事故による影響であった。セシウム汚染により畜産業からの離脱農家が増加すると考えられる。経営を支えるセーフネットが不十分であり,TPPへの参加交渉の表明がなされて,離農はさらに促進すると懸念される。農家の経営継続を可能にする所得補償制度を確立させ,生産者や生産者団体,行政は積極的に情報提供や生産のための資材を融通していくことが必要である。

シソーラス用語： *震災 ,  畜産業 ,  *原子炉事故 ,  損害 ,  災害 ,  農業政策 ,  *持続可能な農業 ,  補償 ,  *災害復旧 ,  回復
準シソーラス用語： 津波被害 ,  *東日本大震災 ,  農業被害 ,  風評被害 ,  復興 ,  補償と賠償

分類 (3件)： 家畜の飼養一般  (FD02010N) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 災害 ,  疾病 ,  復興 ,  再建 ,  地域 ,  畜産 ,  畜産経営 ,  制度