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J-GLOBAL ID:201202295639613418   整理番号:11A1712795

タキフグ(Takifugu fasciatus)の完全なミトコンドリアゲノム配列と解析

Sequence and Analysis of the Complete Mitochondrial Genome of Takifugu fasciatus
著者 (8件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 18-28  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1445A  ISSN: 0250-3263  CODEN: TWHCDZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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タキフグの完全なミトコンドリアDNA(mtDNA)ゲノムのヌクレオチド配列を決定した。DNA配列決定を,タキフグ種の血筋を汲む他種のmtDNA配列をベースに設計した14のプライマー対からのPCRフラグメントに基づき行った。タキフグの全ミトコンドリアゲノム(GenBankアクセスナンバーGQ409967)は55.8%のA+T含有量を有する全長16444塩基対(bp)から成り,819bpの制御領域(D-loop)同様,22tRNAs,2rRNAs,13蛋白コード化遺伝子をコード化し,他の後生動物のミトコンドリアゲノムの特徴を有する。タキフグのミトコンドリアゲノムの全蛋白コード化遺伝子はGTGand CTTのCOI及びND6を除き,典型的ATGコドンで始まる。ND1,ATPase8,COIII,ND4L,ND5及びCyt bには普通のTAA終止コドンが見つかったのに対し,他の7つの蛋白質コード化遺伝子には不完全な終止コドン(T又はTA)が見つかった。タキフグの遺伝子配列が他のフグ科魚類の特定に利用可能であることを確認した。転送RNA(tRNA)遺伝子の長さは64から73ntに渡り,その平面構造はクローバーの葉の特徴を表している。NJ及びMP方法により構築した19種のフグ科総ミトコンドリア遺伝子配列を基盤とした系統樹構築は,タキフグがT.rubripes及びT.chinensisと近似関係にあり,姉妹群を形成していることを示唆する。結果はまた属タキフグ(フグ類,フグ科)が単系統群と捉えることが可能であることを示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  魚類 
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