抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中国は,インフレの加速で金融引き締めが強化され,中小企業の倒産が目立ち始めている。同様にインドは,インフレの加速により,先行きの不透明感が払拭できない。これまで世界経済を牽引してきたアジア各国の景気が緩やかに減速している。そのなかで,相変わらず堅調なのがインドネシアである。第3四半期のGDP成長率も6.5%増で,第1四半期,第2四半期と変わらないペースで成長を続けている。直近の経済データから,インドネシアと中国の経済動向を分析した。次の項目に従って述べた。1)インドネシアの成長要因:底堅い輸出と個人消費,2)中間所得者層の増加で耐久財の需要が拡大,3)成長のカギはインフラ投資,4)景気減速に歯止めがかかる中国経済,5)2012年は前低後高の建機業界。