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J-GLOBAL ID：201202295653044159   整理番号：12A1598364

血管組織工学と再生のための幹細胞の供給源

Stem Cell Sources for Vascular Tissue Engineering and Regeneration

著者 (3件)： BAJPAI Vivek K. (State Univ. New York, New York) ,  ANDREADIS Stelios T. (State Univ. New York, New York) ,  ANDREADIS Stelios T. (Center of Excellence in Bioinformatics and Life Sci., New York)
資料名： Tissue Engineering. Part B. Reviews  (Tissue Engineering. Part B. Reviews)
巻： 18  号： 5  ページ： 405-425  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W2257A  ISSN： 1937-3368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この総説では,血管組織工学と血管再生の促進に使用することができる幹細胞の供給源に焦点をあてる。血管組織エンジニアリングを必要としている血管に関わる疾患の患者が多数存在しており,その技術が必要とされていることについて言及している。そして組織工学で作成された血管移植組織を使用した最初の臨床研究がすでに進行中であり,心臓血管や他の疾患の処置にこの技術が有効であることを支持している。正しい組織微小環境を作成するバイオリアクターと同様に適切なメカニカル特性や生物的や役割をもつエンジニアリングマテリアルの進展にもかかわらず,血管組織を作り上げる細胞の供給源が,組織エンジニアと医師にとっての主な課題として残されている。組織原から成熟した細胞を取得することが難しく,また供与体年齢に関連して増殖能力が低下する限定された増殖能力に悩まされている。一方,複能性と多能性幹細胞が大きな分化能を持った非常に多数の自己細胞を供給する可能性を示している。ここでは,著者らは,胚性及び人工多能性幹細胞と同様に成人多能性幹細胞,骨髄幹細胞,脂肪組織幹細胞,毛嚢幹細胞,臍帯幹細胞,筋幹細胞,血管内皮前駆細胞の供給源としての可能性ついて概説し,血管系への分化能,そして機能的で移植可能な血管組織のエンジニアリングに使用できるかについて論議する。また著者らは,この技術を実験台から臨床への移行を促進するために必要な関連した試みについても論議する。

シソーラス用語： *生体組織工学 ,  *幹細胞 ,  血管新生 ,  臨床医学 ,  移植【動物】 ,  再生医療 ,  細胞移植 ,  供給源
準シソーラス用語： 血管移植 ,  血管再生 ,  *血管組織工学

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生体系モデル一般  (EL02010K) ,  生体代行装置  (EL04000N) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 血管組織工学 ,  幹細胞 ,  供給源